OUR PHILOSOPHYお箸へのこだわり

~吉野杉・桧~

人と自然に優しい割箸

自然を大切に、よりよいお箸作りを

古くは室町時代から良質の杉を生み出してきた吉野。日本三大人工美林にも数えられる吉野杉の特徴といえば、節がないこと。年輪が細かく均一で、木目が縦にはっきり均一に出るため、特に建築用材として重宝されています。

吉野の割箸に使われているのは、建築用材などに加工された後に出てくる端材。割箸用に伐採しないため、国内の間伐材を有効活用でき、石油など環境負荷の大きい原材料による商品の使用を減らすことが可能です。今まで使われていなかった部分を利用するという点でも、地球に優しい商品となっております。

日本の食卓とは、切っても切れない関係のお箸。だからこそ、お箸の使い勝手や形姿、香りなどはもちろんのこと、自然環境の保護に繋がる素材を選ぶことにもこだわることが、「割箸問屋山久阪口商店」に課せられたテーマと考え、今後もより良いお箸作りに精進してまいります。

天削割箸

吉野杉・桧の原木を製材して、中心部分は建築材とし外側部分を割箸に有効活用しております。

お箸の製造工程①

桧・天削箸編

背板

横引き

板蒸し

そば取り

平面削り

断裁

プレス

箸の方向を揃える

乾燥

先面取り・天取り

磨き

選別・製品出来上がり

お箸の製造工程②

杉・天削箸編

木取り

箸の長さに背板を寸断します。

木皮(こわ)

木取りした箸の材料です。

銑かけ(せんかけ)

切断面を滑らかに削ります。

柾挽(まさびき)

箸の厚さの板に寸断します。

側とり(そばとり)

板の側面を削ります。

削り(けずり)

削りを行います。

小割り(こわり)

小割りを行います。

選別(せんべつ)

出来上がりです。

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